弁護士法人グレイスの弁護士補助業務担当が、どんな1日を送っているのか密着取材しました。
入所してからの日々をイメージしながらご覧ください。
企業法務部 入所3年目
出社後、まずは15分間の清掃を行い、その後モーニングミーティング(MM)に参加します。MMはZOOMを利用し、全国の拠点のスタッフと顔を合わせながら実施しています。
曜日毎に異なるMM(全体MM・フリートークMM・事務局研修、本紹介MMなど)を実施しており、他部署や他支店のメンバーとのコミュニケーションの増加、パラリーガルとしての研修を通じた成長を図っています。
顧問チャット(顧問先からの相談ツール)の確認や、メール、FAXの確認、本日の来客予定の確認を行います。
確認作業が終わったら、弁護士から依頼のあった書類を裁判所や、クライアントとトラブルのあった相手(相手方)へ発送するための準備をします。
休憩時間が同じ事務員4名ほどで、空いている会議室でランチをとることが多いです。
ランチは、他部署の事務員ともコミュニケーションをとれる時間であり賑やかです。
たまに近くの駅でランチをとることもあります。
顧問料の確認や、担当している事件のファイリング業務を行います。また、業務と並行して電話対応も行います。
電話対応では、依頼者様と実際に顔を合わせて会話できない分、せめて笑顔を作って話すように心がけています。
いつも夕食を何にするか考えながら帰宅し、家族の夕食を作ります。家事を終わらせたら子どもの宿題の確認をします。
その後は一人の時間を作ってゆっくりしたり、趣味を堪能し息抜きをするようにしています。
弁護士補助業務の主な業務内容を教えてください。
弁護士の指示のもと、事件の書面提出やチェックを行います。裁判所や弁護士会、相手方弁護士事務所とのやり取りがありますが、この業務一つにしても先を予想して動くように心掛けています。
その他、自身が担当している顧問先の各種対応、事件ごとの書類のファイリングを行なっています。
日ごろの業務の中でやりがいを感じることを教えてください。
法律に関する知識が増えることで日常生活で役に立つことが多いなと感じます。これまでなんとなく理解していた法律のことも、細かいところまで分かるようになりました。
また、お客様とは普段対面での関わりはあまりないのですが、電話対応の際に担当事務として名前を覚えていただいていた時や頼っていただけた時は嬉しく感じますね。
新入所員の方へのレクチャーで気を付けていることはありますか?
一方的に話しすぎないように相手の様子を見ながら、同じ温度感で話すように気をつけています。
弊所は新人の方が入所してもしっかりとしたマニュアルに沿った研修があるので、まずはその通りに業務に対応できるような体制が整っていますし、研修後も1人にせず必ず誰かがついてレクチャーするようにしています。