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弁護士・碓井 晶子 弁護士・碓井 晶子

弁護士インタビュー
2017年入所弁護士

Q1.

鹿児島のグレイスで働くことを決めた理由を教えてください。

夫が鹿児島で働いていたため、鹿児島で仕事をすると決めていました。その中でグレイスを選択した理由は、地方都市の法律事務所としては珍しく、離婚・相続といった家事事件に注力している事務所であったためです。これらの分野は繊細な話題も多く、女性の弁護士に相談したいという需要が必ずあります。そのため、女性弁護士のキャリアプランとして、自身が強みを有する分野として伸ばしていくべき分野のひとつであると考えていました。

Q2.

産休・育休を取得し、職場復帰するという選択をされた経緯を教えてください。

弁護士として1年半働いた後、第一子の出産を経験し、その際に産休及び育休を取得しました。出産後に子育てをしながらまた働こうと考えた理由は、働き方について事務所と相談することができたからです。産休及び育休の取得並びに職場復帰に際しては、事務所とともに持続可能な働き方を実現するべく話し合いました。事務所全体が女性弁護士の働き方について真剣に考えているため、仕事と家庭を両立させて働くことができています。

弁護士・碓井晶子
Q3.

子育て中の働き方について教えてください

事務所に出勤して仕事をし、18時には退所しています。出勤中は子供を保育園に預け、仕事帰りにお迎えに行きます。帰宅後に夕飯を作り、子供をお風呂に入れて寝かしつけます。期限が差し迫った仕事があるときなどには仕事をすることも稀にありますが、基本的には自宅に仕事を持ち帰らないようにしています。

事務所と相談をして、毎週平日のどこかに休みを取る勤務形態をとっています。これにより、家庭をしっかり守ることができています。毎週週5日間仕事をしながら家庭も万全を期するのは至難の技ですが、平日に休みを取れる勤務形態であれば、家事にもしっかり取り組めます。休みの日には、掃除、買い物、料理の作り置きなどをしています。

また、業務が立て込んでいるときには、出勤日以外の日に少し仕事をすることで調整をしています。平日の休みを予備日として確保しておくことで、家庭を犠牲にすることなく業務を行うことができています。

Q4.

子育てをした経験は、弁護士として働く中でどのように活かされていますか。

結婚・出産や日々の家事など、家庭を持ったことで得られる経験は、クライアントとの関係構築に活かすことができていると感じています。

同じ地域で妻や母親としての経験を共有しているため、女性のクライアントとは共通の話題で距離を縮めることができます。子供の健康管理についてや、夫の実家との付き合い方など、事件とは直接的には関係しない話題を面談中にはさむことで緊張感を解き、クライアントが話をしやすい雰囲気作りを心掛けています。

DVやモラハラ、嫁姑問題など、実際に私自身が経験していないことであっても、家庭を持った経験や、私自身が女性であるというところから、クライアントの苦労や負担に対する想像することができます。また、私は家事事件に特化して多くの案件を担当してきたため、過去の案件情報が知識として蓄積されています。特化して担当してきた過去の案件から得た知識と、私自身の家庭における妻や母としての経験をかけ合わせることで、クライアントに適切に寄り添い、信頼関係を築くことができています。

弁護士・碓井晶子
Q5.

法律事務所を探していらっしゃる先生方や修習生にメッセージをいただけますか。

女性弁護士として働く中で、仕事と家庭の両立は大きなテーマだと思います。努力して得た資格と仕事だからこそ、弁護士として妥協のないリーガルサービスを提供していきたいと常に考えています。他方で、家庭も子育ても、ひとりの母親としてしっかり守っていきたいという思いもあります。弁護士と家庭の両立は容易ではありませんが、私なりのひとつの答えとして、子育てをしながらグレイスで働くという選択をしています。子育て中の女性弁護士として自分なりの働き方を探されている先生方や修習生の皆様には、ぜひ一度グレイスで働くことをご検討いただきたいです。

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