弁護士の森田です。

現在、日本の片隅でひっそりと平成２７年度司法試験が行われております（実施日程５月１３日～１７日）。
ところで、読者の皆様は『司法修習生』という言葉をご存じでしょうか。

司法修習生とは、一言で言えば法律家の卵で、司法試験に合格した者が、裁判官・検察官・弁護士になるために辿る修習期間中の身分（準公務員）です。
かくいう私も去年は司法修習生でした。

司法修習生は、約１年間、裁判所・検察庁・弁護士事務所でそれぞれ研修を行い、最後に『司法修習生考試』という試験に合格して、晴れて法律家の仲間入りを果たします。

現在、法律家の専門も細分化が進んでおり、司法修習生の間からそれぞれ興味ある分野の勉強に取り組んでいる人も多いようです。

司法修習生の存在は、弁護士や裁判官と異なり、あまり世間に知られたものではありませんが、 そんな彼らの生活にご興味がある方は、『ビギナー』というドラマをご覧になれば、暇つぶし程度（？）にはなるかもしれません。

※写真はイメージです