これまで特に関心がなかった物の側面を知り、興味を持つようになることが稀にあるか思います。
私自身、今年に入ってハーブの持つ面白さに初めて気付かされました。ハーブティーのその香りや味には独特なイメージがあり、紅茶も飲まない私にとって、これまで全く気に留めたことのないものでした。
しかし、なんとなく「飲み物の中では体には良さそう」という軽い気持ちでどの種類が良いものか調べていたところ、そもそもハーブティーが紅茶の一種であるという認識が根本的な間違いであったことを知りました。
紅茶は茶葉を発酵させた嗜好品ですが、ハーブティーは様々な植物の葉に限らない部分から作られ、さすがに漢方薬などの医薬品には及ばないものの、植物ごとの効能が期待される飲み物です。
その味は紅茶と漢方薬の中間くらいでしょうか。それほど味に期待するものではなかったようですが「飲み物はコーヒーかお酒か」という私にとって健康的な選択肢とそれにまつわる新しい知識が増えたことで、美味しいという錯覚が起きるようです。