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パラリーガルコラム

桜島と成長

2019.12.25

先日、国分市内で視界に入った山が桜島であるとはすぐには認識できませんでした。 普段、鹿児島市内から見える桜島とは全く印象が違ったのです。
幼少期を鹿児島で過ごされた方は、遠泳・遠行・持久走・試合等の舞台となった記憶から、桜島を見ると挑戦した頃の感覚が蘇ることがあるのではないでしょうか。
私は高校時代に桜島を徒歩で1周した際、最終的に話をする余裕もなくなる中で、友人と共に制限時間内の完歩を目指した時のことを思い出します。
当時はどこまでも同じように見えた景色の中を延々と歩き続けるようで、単純に自分の忍耐力との闘いに終始したように思います。
今振り返ると、途中経過に意義を見いだせるほどの精神力は残念ながらまだ備わっておりませんでした。
今もし同じ道を歩き直すと、全く違う経験をすることが出来るのではないかと思うことがあります。(体力の差を実感して終わる可能性は大いにあるのですが)
桜島を見ると自分の成長を感じられるような気がすることも、私にとって鹿児島の大きな魅力となっています。

桜島と成長
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